2011年09月01日

「転調をつかいこなす」下書き2

木曜。雨。天候は悪化してきてます。台風がやばい進路をとってます・・・

クレオフーガさん用の記事の続きでも書くダス。
指定テーマ「転調を使いこなす。今すぐ使える実践3パターン」。

ケース2、段落や旋律の区切りで転調

なんか当たり前な方法です。例えば、三部形式の行進曲では中間部で下属調(完全4度上の調)に転調することが多いです。大きな段落ごと調を変えるわけですね。
ひとつの旋律の中で転調するのは、それなりにテクニックが要りますが、いったん旋律が終止して音楽が中断したあとに新調へ移行するなら、結構簡単に転調できるし調の自由度も高いです。
大きな段落で調を変える方法は簡単ですから、具体的な方法や例は書くほどでもなさそうです。音楽形式(楽式)の研究をして、段落ごとの調計画を考えるのも面白そうですね。

もっと短い区切りでの転調の仕方を紹介していきます。
例えば、8小節くらいのパターン性のあるコード進行が使われる場合、続く8小節で同じコード進行で半音や全音上に転調するなどは、サビの繰り返し部分でよくある手です。もっとも、転調というより移調な気もしますが。
これはコードリズムが早いパターンでなくとも有効です。むしろ、8小節2コードのような時こそ調を平行移動させるのが効果的だったりします。
白玉音符などで音響を埋めるようなワンコードものでも、効果絶大です。ワンコードの時こそ大胆な転調の出番ともいえます。

さらに短い区切りでの転調法を紹介します。
例えば旋律が2小節区切りで、コードが2コードパターンのケースです。FM7→Em7、のような逆循環コードの一部を切り取ったパターンがよくある例です。
こういう区切りがはっきりして何度も繰り返すパターンだと、2小節区切りで転調することができます。FM7→Em7→EbM7→Dm7→DbM7→Cm7、のようなコード進行になります。これ2小節ずつ全音下へ転調(移調)してます。声部進行もなだらかなので、「そういう進行」にも聞こえます。実際、これは定番進行でもあると思います。
短い周期性のある旋律や短いコードパターンを利用して移調することで、長いコードパターンや少しずつ音色が変わっていく旋律を作り出せるわけです。転調時に旋律やコード構成音をスムーズに連結できるかが鍵です。


段落や旋律の区切りを利用して転調する方法は一見ありふれた手法ですが、色々応用が利くことにガッテンして頂けたでしょうか。
コツは他の理論の考え方と組み合わせることですね。楽式論、コード理論、旋律法などなど。
posted by うらマッハ at 19:50| Comment(0) | 音楽
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: