2012年01月07日

コード進行での代理コード

土曜。晴れ。まあ普通の寒さです。

今回はコード進行での代理コードの使い方です。
代理コードというだけにトニックとかドミナントの機能を代理してるわけですから、基本はトニックやドミナントの連結方法と同じです。
ただ、あくまでも代理であるわけで、T→SD→DをそのままT(代理)→SD(代理)→D(代理)に置き換えることは通常できません。特にトニックは代理では勤まらないところがあります。
実際の進行では、T→T(代)→SD→SD(代)→Dみたいな連結になります。主要コード→その代理コードという連結の仕方が多いです。

4コードパターンの場合、4つコードが要りますが、主要3コードだけだと数が足りないものです。そこで役に立つのが代理コードです。
C→F→Gだと4コードにはならないですが、ここでC(機能はトニック)の後にAm(トニック代理)を付け足すとC→Am→F→Gになり、立派な4コードパターンになります。まさに定番コード進行です。
代理コードがあれば、主要3コードの連結を拡張できるわけです。

同じ機能の主要→代理の連結が代表例ですが、代理→代理も可能です。トニックは代理が2種類はありますから、C→Am→Emのようにトニックを3連結することも可能です。ちょっと流れは停滞しますが。
禁則ではないですが、好んで用いられない例は、同機能で代理→主要の連結です。「あえて狙って」使われる類の連結でもなく、他の理由(旋律の都合とか)で偶発的に発生して、和声分析したときに発見するケースが多いと思います。

他の機能へ連結する場合は、トニック代理→サブドミナント代理のようなことが可能です。C(T)→Am(T代)→Dm(SD代)→G(D)のような連結は定番といえます。
機能間の連結では、主要→主要、主要→代理、代理→代理、代理→主要の全パターンが可能です。このお陰でコードの進行先が豊富になります。
クラシックでいうところの偽終止は主要または代理ドミナント→代理トニックの連結になります。G→Amみたいなの。8コードパターンのように長いコード進行を組むときは、中間に偽終止を含むことも多いです。

代理コードだけでコード進行を作ることも場合によっては可能です。
曲の最初と最後のコードは主要トニックにしないと、そもそも何調か判んなくなるものですが、逆に言えば最初と最後以外なら別に主要トニックがなくても良いことなります。また、何調か判んなくても良い、あるいは判んなくしたい時は「あえて狙って」主要トニックを使用しないという選択が可能です。
コード進行というのは、最初のコードがトニックである必要はないものです。F(SD)→G(D)→Em(T代)→Am(T代)という定番パターンがありますが、これは主要トニックがないです。Fを代理のDmに置き換えることができますし、GもDdimなどに代理させることができます。


・・・次は借用コードとの組み合わせについて書いてみようかな。
例えば主要3コードに対する他調ドミナントはそのまんま3つですが、代理コードに対する他調ドミナントというのもアリで、代理が絡むと借用コードの幅が一気に拡張されます。借用の代理、なんてことも理屈的に可能ですし。
posted by うらマッハ at 22:16| Comment(0) | 音楽
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